「カツン……カツン……カツン……」
あの日、嫌に大きく聞こえる自分の足音を耳にしながら、私は屋根裏部屋へ続く階段を登っていました。
こんにちは!当サイト「レコミチ」を運営している がーと です!

名前 | がーと(スペイン語で猫をあらわす「gato」のアナグラム) |
趣味 | レコードを聴くこと、自作パソコン、写真 |
年齢 | 10代 |
住処 | 関西 |
性別 | 男性 |
好きなレコードアルバム | Kilroy was here(STYX) |
私とレコードの出会い
※少し暗い話になるので、イヤな方は「私のオーディオ環境」からどうぞ。
私とレコードの出会いは、小学生の頃に父の部屋にあったレコードプレーヤーを見つけたところから始まります。
そのときは何に使う道具かわからず、手でターンテーブルを回してみただけでした。興味はありましたが、壊して怒られるのが怖かったので……

時がたち、私が中学生になる少し前に、父は息を引き取りました。
父は他界する数年前から突然キレることが多くなり、あまり良い思い出がありません。
でも、父のことは大好きですね。
幼いころ一緒にお風呂に入ったとき、ブリヂストンは石橋タイヤが由来だとかいろいろなことを教えてくれたのをよく覚えています。
ウソも時々混じっていましたが(笑)
数年後、時が止まったような父の部屋を掃除していると、一台のレコードプレーヤーが出てきました。
父はレコードが好きだというのは知っていましたが、実際に聴いているところを見たのは2~3回だったような。
しかも大音量で聴いていたので、うるさいという記憶しかありません。
そんなことを思い出していると、ふと
「レコードをかけてあげたら、喜ぶんじゃないかな……」
と思って、私はレコード盤を取りに屋根裏部屋へ向かいました。
レコードプレーヤーやアンプは父の部屋にあったんですが、なぜかレコード盤だけは屋根裏部屋に置いてあったんです。あまり聴かないのでジャマだったのかも。
屋根裏部屋にあったのは、ホコリにまみれたレコードの山。しかも平積みにされています(笑)
3回にわけて運び出し、レコードプレーヤーのところに持っていきました。

アンプと接続し、電源をON。レコードをのせて、Start/Stopボタンを押してみます。
お、回ったぞ!
あとは針を落とすだけ。レコード盤のはしにトーンアームを持っていき、針を落とすボタンを押しました。
ザザザザガザガザザザザ
あれあれ??
……どうやら針を端っこに落としすぎてレコード盤から飛び出してしまったようです。
もう一度、こんどは端によせすぎないように気をつけて、針を落としました。
パリパリパリ……という音が少し続いたあと、聴いたことのないジャズの音色が耳に飛び込んできました。
CDの音楽しか耳にしたことがなかったので、いかにもアナログな感じがするレコードの音が新鮮に聞こえたんです。

それ以来、私はレコードが大好きになりました。
でも、まわりにレコードをかけたことがある大人がいなかったので、「このダイヤルなんだろう」「これはどう使うんだろう」と思っても、解決できませんでしたね。
まず、ダイヤルの名前を調べるところからはじめました(笑)
このサイトでは、そんな私の経験をもとに「レコードを始めてみたい方」「レコードを始めたばかりの方」向けの情報を発信しています。
私のオーディオ環境
私のオーディオ環境は、こんな感じです。
ほとんどがもとから家にあったものなので、めちゃくちゃ古いです(笑)
しかもスピーカーがショボすぎてあまりバランスがいいとは言えないですが、今の私にはこれで十分ですね。
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